SUSTAINABILITY REPORT 2022
持続可能な社会づくりへの貢献
脱炭素・省CO2をキーワードに、
アチハは日々の事業活動を通じてSDGsを推進します
アチハにおけるSDGs展開に向けた取り組み

SDGs(持続可能な開発目標)とは、2015年に国連総会で採択された「2030年に向けて国際社会が持続可能な開発のために取り組むべき17の目標」です。
アチハ株式会社は、2019年5月、国連グローバル・コンパクトに参加しました。国連グローバル・コンパクトが提唱する「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」の4分野・10原則を支持し、各分野の活動に取り組んでいます。

環境- Environment -




風車設備のトータルソリューションで、1kWh でも多い発電を



2004年から現在まで、合計500MW を超える風車を建設してまいりました。風車設備 の調達、輸送 、施工、保守、解体に至るまで、風車というインフラ設備を1日でも早く建設し、また、故障時の発電停止期間を可能な限り短縮。さらに1日でも長く運用するという 、風車設備のトータルソリューションで、 この国の再生可能エネルギーが1kWhでも多く発電されるよう支え続けています。
先進技術を用いた工事管理で環境に優しい輸送を実現



3Dスキャナを用いた精度の高い経路設計と特殊機材の使用により、経路確保のために必要な森林の伐採範囲の縮小をはじめ、周辺環境への影響を最小限に抑えた輸送を実現しています。
環境に配慮したエコドライブの実践



「ふんわりアクセル、早めのアクセルオフ推進運動」と題し、当社の業務用車両(サービスカー)にドライブの状況(加減速、速度等)を記録する装置を設置し、エコドライブおよび安全運転の推進を行っています。
導入後3 か月間、搭載車両で事故率 0% を達成(アチハ株式会社) )| 車両管理ならビークルアシスト|パイオニア株式会社
社会- Social -




お子さま向け体験型イベントでクレーンの魅力を発信



お子さまを対象とした体験型イベントに協賛し、お子さまにクレーン車(16tラフタークレーン)を実際に操縦いただき、千本引きを行うというユニークな催しを行いました(2022年 11 月 23 日「なにわ高津の宮 あきんど祭り」)。また、クレーンを使った事業紹介とお仕事体験をとおし、クレーンを使った事業の魅力を発信しました。参加されたお子さまからは「難しかった」「楽しかった」など沢山の笑顔で溢れていました。
SLリース事業を通じ、地域活性化に貢献



2020年11月より、新潟県上越市の「えちごトキめき鉄道」にリースを開始し、2021 年 4 月には同社により「直江津 D51 レールパーク」がオープンしました。新潟県鉄道発祥の地として知られる直江津に、新たな鉄道テーマパークがお目見え 。 地域で愛される存在として地域活性化に貢献しています。

地方・海外での鉄道車両のリユースを推進



大手鉄道事業者で活躍した鉄道車両を、国内外問わず、販売・輸送・据え付けまで、一貫したリユースの取り組みを推進しています。これまでに 1000両以上を扱い、限りある資源の有効活用に貢献しています。
40年続く大阪ベイエリアでの「南港の鯉のぼり」



大阪ベイエリアにおける5月の風物詩として地域の方々にお喜びいただいてる「南港の鯉のぼり」は、昭和、平成、令和の時代の風を受け、 40年を迎えました。当社本社の敷地に留め置いた大型クレーンの先端に取り付けた鯉のぼりを毎年欠かさず泳がせています。
企業版ふるさと納税で地方創生を応援




地域再生法第13条の2に規定する、まち・ひと・しごと創生寄付活用事業に関する寄付(企業版ふるさと納税)を3自治体に行い、各地域の地方創生を応援しています。
ガバナンス- Governance -



労働災害ゼロをめざして



悲惨な労働災害を絶対に発生させないという強い思いのもと、作業現場の安全パロール、安全点検、安全講習会、中央安全委員会の開催、ヒヤリハットの共有など、各種安全対策を積極的に実施し、安全意識の醸成、基本動作の徹底に取り組み、労働災害の未然防止に努めています。
ダイバーシティーの推進
管理職への女性社員の配置、在宅勤務の推進など、社員一人ひとりがライフスタイルに合わせた自由度のある働き方で、会社・社会に貢献できる風土づくりを進めています。
また、国籍に関わらず多様な人材の採用を推進しています。2023年3月現在の社員に占める外国人社員の割合は約10%となっています。
高い倫理観の醸成



全社員を対象とした企業倫理研修を実施し、事業に関わる法令や規則の遵守のみならず、ハラスメントの防止などの社員教育を実施しています。2021年度からは企業倫理に関する相談・通報の窓口を設けています。
また、当社の経営理念や大切にしたい心得を、全社員に対し、社長自ら講話し、議論し合う、フィロソフィ会を定期的に開催し、社員の志気を高めると同時に、高い倫理観の醸成を図っています。また、リモート開催や、社内ポータルから過去開催分の聴講ができるよう工夫するなど、理念・心得の浸透に努めています。